トリガー最終回をへて
お久しぶりです。
何度か書こうと思ったのですが、最終回まで見て判断しようと、待っていた感じです。
ブログを更新しない辺り、トリガーにはあんまり熱がないことは察して下さい。
去年は頭からウルトラマンがすっぽり居なくなってて、「そういえば見てないな」って気がついた位です。これは2週間も空いたのが原因でした。
トリガーの凄いところ書くと前回書いてましたが、その熱もなくなってしまうくらい2週間は長いんだなぁと。
皆さんは特撮に何を求めているでしょうか。
私は以前「映像」と書いた気がします。その部分でギリギリだった感じです。
特撮とは、別に激しい物語とか伏線とか入れなければいけない訳じゃないですし。
そもそも、Zが異質なだけでルーブやタイガも他から見たら同じ。戻っただけ。かもしれません。
感想を書くなら、
市民出すならもっと交流してる描写出してと思いつつ、このご時世によく集めたな。
ぐらいですかね。
残った疑問もあります。
ルルイエって何だったんだろう。
何でティガと違う時空なのに見た目が似てるんだろう。
程々にこじつけして処理した方がいいですね。
次はクロニクルDが始まります。
ダイナを中心とした構成みたいですね。
つまり今年もそういうことですか…。
次の更新はエピソードZになるかな。
ここで自分の欲しい設定は多分ないと思うので程々に期待したいと思います。
頑張れウルトラマン。
ウルトラマントリガー 第4話までの感想 なぜ「押忍」は良くて「スマイル」はダメなのか
今回は酷評です。楽しみに視聴している方は読むことをオススメしません。
トリガーの評価すべき面白い部分は次回に書きます。
今回のウルトラマントリガーは放送前に「荒れるだろうな」という覚悟は持っていたが、4話まで視聴し、ざっと感想を見たところ妥当な賛否両論具合だったので、私も今抱いている感想を書こうと思う。
トリガーは今の所各10点で「脚本2点、特撮9点」と思っている。ネットの否定的意見も9割脚本だ。
「あれもやらなきゃ」「これも出さなきゃ」でいっぱいいっぱいになっていて丁寧な描写がない。
その最たる例が主人公マナカケンゴだ。彼のことを掴みきれていない。
前作や他を比較に出すがこういった作品ではそれは避けられないので許してほしい。
まず「世界中のみんなを笑顔にしたい」という思いの強さが分からない。
彼が植物学者で花を研究しているのはその為だが、4話現在まで花で笑顔になった登場人物はいない。例えばZで任務中に犬を助けてしまうように、仮面ライダークウガの特技で女の子を喜ばすように、説明ではなく描写があれば画で理解できるのだが、現状ないので力を手にする前に持っていた「信念」を説明しなければ理解できなくなってしまった。
彼の言葉「スマイルスマイル」も馴染めない。
前作Zは返事に「押忍」、掛け声で「チェスト」という。これらの言葉は昔から数多くの漫画などで用いられてきたポピュラーな言葉だ。初めて聞く子供は親に聞けば直ぐに理解出来る。だがスマイルなんて聞いたこともない。
いや、1人言っていたのを覚えているが、あの爺さんに良いイメージなんてない。
子供でもスマイルの意味は分かりそうだが馴染みはないし、普段使いも聞いたことがない。使いどころも分からない。
そして、この言葉について母親や隊員がだれもツッコミを入れてくれなかった。最も主人公に反発し彼の説明不足な信念の強さを描写してくれそうな科学者アキトも、彼を受け入れてしまった。
だが4話でアイテムを渡し終わり、まだ彼を完全に信頼しているわけではなさそうなのでまだ希望はある。
ここまで主人公に感情移入させない流れは、全て「主人公が善側ではない伏線」と考えれば、この説明不足も理解できる。「みんなを笑顔にしたいんだ」とよく言う言葉の意味も変わってくる。
あれも伏線。これも伏線。
伏線を主軸に置いたウルトラマントリガーのストーリーが真に評価されるのはこの伏線が決まるかどうか。そのときまでこの賛否両論の状態は変わらないだろう。
玩具関連の扱いも悪い。
今回はガッツスパークレンスに「怪獣」のキーを差し込みその力を相手にぶつける。
食玩等は全部怪獣で統一されている。だが、本編でその活躍を全く見れない。本編で2回使われたが、4話放送された中のたった2回。物語にも全く絡んでこず、大した活躍がない。
今回の売りはガッツハイパーキーのはずなのに、この扱いは理解しがたい。脚本の中に活躍できそうな場面は確かに少ないが、それを上手く考えることも近年の番組作りにおいて必要ではないのか。
これは本編にしっかりと玩具を絡ませてきたニュージェネらしくない。タイプチェンジキーを渡し終えた今、「ティガの時の様なウルトラマン」が逆に過去の玩具売り上げが悪かった頃に戻してしまったのではないか。
今までファンは「ウルトラマンが玩具を使う」のが反対されていたのであって、隊員が使うのは全く違和感がないはずなのに…
訂正
総集編を見たら3回使ってました。申し訳ありません。
と、まあこんな感じで脚本が評価されなくても仕方ないかな。っとは思ってるのだが
では、特撮部分はどうか。
これはめちゃくちゃ凄い。しかも、凄いだけではなく今回は特撮の方向性を定めた表現を貫いているので、その想いはまた次回にでも語りたい。
ウルトラマントリガー第1話 感想
怪獣人形爆破特撮が再び見れた喜び。これは景気が回復することを祈願している。
いきなりすいません。でもこのCG処理できる時代にわざわざやるってことは、景気回復祈願しか考えられないんですよ。なんて頭オタクを一旦置いて
トリガー1話、伏線に次ぐ伏線をばら撒きましたね。かなり駆け足。
やっぱりいたティガダーク枠。とか、主人公が花にルルイエって名付ける。とか、色々ありましたが一番驚いたのは、シズマさんやその関係者たち。
ティガや怪獣の名前を知っていたということ。母も何か知っている。またいない父親?。お父様と父を呼ぶかなり年の離れた娘とそっくりの光る女性(ユザレ)。ばら撒きましたねぇ
何気にカルミラ復活の描写も何で宇宙にいたか謎ですね。トリガーと名前で呼び、復活した後も違和感を抱かないということは、三千万年前にカルミラとトリガーは本当に戦った。ということになります。
つまり、ティガのいたネオフロンティアではないということ。シズマさんはティガに登場した異星人、はたまた…ネオフロンティアからの使者か
ここらの謎はとても面白いですね。
しかし、伏線を張りまくる事はニュージェネの悪いところでもあります。
ジードは伏線を途中でほぼ回収して、最終回並みの完成度にしました。が、その後の話は賛否が分かれています。
ルーブはアサヒの謎を最後まで引っ張りましたが「クリスタル」とは一体何なのか。劇中でウルトラマンの砕けた力と描写されましたが、母親の願いで人になるのはモヤモヤが残るオチでした(自分は先代ルーブの消えそうだった命を1つにしたのが元にあったと解釈を挟んでますがどうなんでしょうね)。
伏線をあまりしつこく引っ張らず、各々の面白さを生かす毎週楽しみなウルトラマンを期待します。
ウルトラマントリガー考察 テーマと視聴者の求めるもの
Twitterで「ウルトラマントリガー」と検索すると「トリガー 不安」と出てきます。毎年のように新作を出しては不安視されてはいるが、恐らく不安なんて単語がサジェストに載ったのは初めてかもしれない。
それほどまでに今作のテーマであった「NEW GENERATION TIGA」という言葉。ウルトラマン55周年ティガ25周年の節目。この2つが視聴者を最高潮に期待させている要因であるからです。
私自身、ティガに特別な想いはない。しかし時代を変えたデザインの変化、設定の新しさは、翌年から生まれウルトラに触れた人でも感じる風格はまさに「神秘性」と言っても過言ではない。
正直、この違いは正しく「時代」そのものでもあるでしょう。今とは違う大幅な予算、人員。この違いはどのドラマ、映画、アニメでも感じる部分がある。しかし、こと「特撮」はこの差の大きさを感じずにはいられない。少子化による縮小、肥大化した玩具展開。これに嫌気をさす視聴者は随分多いでしょう。
ニュージェネレーションウルトラマンは視聴者の嫌気や要望が毎年話題に挙げられるほど深刻でした。そんな中、節目の年でありNEW GENERATION TIGAなんて副題を聞かされた客は大盛り上がり。「ついに、ウルトラマンが様々な問題を一旦抑えて、自分たちの見たいものを作ってくれるんだ」と。
そのあまりにも膨れ上がった期待とは裏腹に、例年より新規情報の中身がそこまで変わらなかった差でここまで落胆されているのが現状です。
トリガーとは何なのか
正直、私もこの新しいヒーロー「トリガー」のことがよくわかっていなかった
いや、まんますぎる。
これ、こち亀の有名なネタである「全部同じじゃないですか」って言われても仕方がないくらいそのまんま。いや、トリガーの顔は例年に比べて小顔に見えてめちゃくちゃ好きなんですよ。
でも、ウルトラマンはよく「違いがわからない」って言われるほど一般の人は、顔だけで判断している。ウルトラマンほど完璧な造形を変えるのは難しいが、ここまでそっくりだとファンでも「そうだよね」って諦めてしまいそう。
なぜこんなにも見た目をそのまんまにしたのか。
恐らく今作はそこがストーリーの肝である。と、考察をしてみると納得がいくんですよ。
映画のストーリーを主軸に
「ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY」ではるか昔、世界が闇に覆われていた時、光の巨人が現れ共に戦い、光を人々に残し故郷の星に帰っていった。その後力を持った者が闇に飲まれ、光と闇に分かれ争いをし文明は滅びた。というのが3000万年前の真実として語られた(こうだったと記憶してるが違ったらすいません)。
このストーリーはよく「後付け」「矛盾」と言われ嫌われていたりする。だが、少年時代に得たウルトラマンの解釈の1つとしては好きだったりします。
トリガーは恐らく最初の光が「光を残し故郷の星に帰っていった。」という部分。そこに注目した話だと思います。
その光が、再び闇に飲まれていた星を救うため戦った別の宇宙が今回トリガーの舞台。ティガの元になっているのだから、彼があの地球に似た人に光を授けることによって生まれた巨人も当然ティガに似たものになる。
そう今作はティガの続編ではなく、最初の光の続編と考えると納得できるのです。
ラスボスは多分…
正直ここまでそっくりにすると、どうしても「最後はガタノゾーア級でしょ」と期待するのも当然だと思います。しかし、今回登場する闇の三巨人と今作のメイン監督でありアクションを得意とする坂本監督との相性はかなり高いと言えます。
スタッフか上層部は当然同じ流れでは、このウルトラマントリガーの独自性がなくなってしまうと考えるとラスボスは彼なんじゃないかと…
そう
ティガダークです。
衝撃の真実としてトリガーはティガではなく、「イーヴィルティガ」の方だったのだ!
実は劇中でも闇の三巨人はトリガーに違和感を抱いていた。それは視聴者の間でも考察し合っていた。
それもそのはず、ティガとイーヴィルは見た目がかなり似ていますからね。
もうシンプルに光の巨人対闇の巨人ですよ。
ジード対ベリアルのようですね
どうでしたか?
ちゃんとティガを入れた重要性もあると思いますし。坂本監督のアクションが輝きそうです。
ただ…結局荒れそうだなって。
私も、今の技術で作ったガタノゾーア級のどでかいクトゥルフ怪獣みたいですし。
私だって第1話の怪獣がただゴルザとメルバを合体させたファイブキングのなりそこないでショックだったんですよ。そりゃないよって。
この考察が外れる考察
もちろん当たるとは思ってないですが、この考察を否定できる考察もします。
まず、トレジャーハンターイグニス
リシュリア星出身のトレジャーハンター
334歳(地球人換算で34歳)
1話だけ登場する宇宙人か。みたいな主要キャラクターです。
正直、このキャラが何なのか本当に未知数です。
今でも、このキャラいる?って疑問に思ったり、もしかして上層部がどうしても入れたいジャグラスジャグラー枠か。なんて、考えたりもします。
是非とも彼には予測のつかない行動で視聴者を翻弄させ、物語にも絶対重要な人物として活躍を期待したいです。
そして、サークルアームズ
発表時はよくある武器玩具代表だな。程度にしか思ってなかったのですが、新たなキービジュアルで
お前そこ、めちゃくちゃ重要ポジションじゃん!
また、考察として「サークルアームズ、逆さに見るとティガのカラータイマーみたいだよね」という意見を拝見してかなりこの武器の期待度が上がっています。
この武器を通して、ティガ関連かティガそのものの意思や力なんかがあったらこの考察は外れたということですからね。
まるで自分の考察が外れてほしいって感じですが、今回に限ってはそうです。この節目の年ではもっと凄いことをしてほしいです。
シリーズ構成のハヤシナオキさんは今回初めてお聞きしました。トリガーまで彼の作品を拝見したいと思いますが、経歴を見てまた凄い人に頼んだなと。
坂本監督とは一度タッグを組んだとありましたが、またまた「乙一」さんのような特撮未経験者を連れてくるとは意外でした。しかも、乙一さんのようなある程度知名度があるような方ではなく、この節目のせいで物凄く注目され、人気作のティガを絡めなければいけない超面倒くさそうな案件を頼むということは、それ相応の才能を感じたと坂本監督と上層部は判断したのでしょうから、かなり期待しています。
トリガーに期待していること
今作、ウルトラマントリガーはめちゃくちゃ期待しています。
私がウルトラマンに求めているものは映像です。正直この部分は他の特撮作品、そこらのドラマ、アニメよりも優れていると思っています。
今回のトリガーは前作ウルトラマンZの大ヒットにより高い期待を受けています。しかも、その大ヒットしたZの劇場版を制作しないでそのままトリガー制作に入りました。その分の制作費、制作時間、人員が空いたということです。
コロナがあったとはいえ、東映が例年通り劇場版を作っている現状を考えると、人員も予算も少ない円谷が近年特撮ではありえない選択を選んだほど、今回の作品は力が入っていると考えて間違いないと期待しているのです。
だから、戦艦がまさかのセブン要素でも。隊員のマスコットがセブン宇宙人でも、登場怪獣がいつもの再登場怪獣で平成怪獣でもなくて1話でもオリジナルじゃなくても、いいんです…
誰も予想しえない素晴らしいストーリーが織り成す、最新のSFXが生み出す空想科学ドラマを期待しています。
メイキングを見て劇場版のあれこれを考える
配信がバラバラで、新たにウルトラマンを見たい人に勧めるのが面倒だった以前とは変わり、円谷イマジネーションはとてもありがたい
それに伴い、「セブンガーファイト」なるセブンガーの語られなかった物語と最終回後の物語、「擲命のデシジョン・ハイト」という特空機開発秘話も公開された。
こうやって、劇場版がなかったZだが様々なメディアで展開していくのは非常に嬉しいことでもあります(この流れでオーブ10構成とかクライシスインパクトの小説とかお願いします)。
それらを堪能する間にウルトラマンZメイキングを鑑賞していたが、そこで田口清隆監督からある一言が今回のブログを書くきっかけとなる。
「今回、始めから劇場版の予定はなかった」
まさか散々期待されていた劇場版の有無がここで明かされるとは思ってもみず、驚きを隠せなかった。
シリーズ構成吹原幸太氏不在の為、コロナ禍影響の為、シンウルトラマン公開に被る為等、様々な憶測が飛び交っていたが、始めからとなるとまた色々考えものである。
上からそういう事にしよう。って話になっていても考えずにはいられない。円谷側からの提案でもバンダイや松竹が了承するとは思えない。集客が望めないってのは、この情勢少し分かるが同年代作品ほぼ全員が制作している。脚本についてもジードの件がある。トリガーの映画でと言ってもそれはトリガー陣の映画であってダブル主人公も怪しい(監督脚本の腕次第)。今の制作体制で映画2本も無理だろう。TV本編が劇場版レベルの為そこで予算を使っているかもしれないが、メイキングを見る限りそうとは思えないし、ここまでヒットして他が予算を出さないのもないだろう。
こう考える内に、そもそもウルトラマンZとは制作初期段階で力が入っていたのかと疑問になってきた。
過去のインタビューで玩具の量を見て「断ろうと思った」と言われるほどであり、劇中でも後半使われないものが複数あった。
ゼットランスアローが過去に発売された玩具の形そっくりで、ベリアルの首がついた剣が公開されて、バンダイのウルトラマン部門はやる気があるのか発表当時は疑いもした(ベリアロクはメイキングで語られているが、エクスラッガーと親戚のような関係であり、宇宙の穴と縫う針は常にセットで存在している。と解説があるが、最初にあったのがおもちゃなのか、この設定なのかは不明)。
田口監督が「セブンガーは人気出る」とアプローチして出したと語っている。吹原幸太さんも田口監督が連れてきた。現場の反省から、シリーズ構成に監督自身も入る事によって全体の調整もできるようになった。
ここまでの現場の自由を許してくれる、円谷やバンダイはさすがだな〜と思うだろうか。
正直、私はピリカ降板事件を思うとまだそうとは考えられない。
勝手な妄想だが「人気のゼロ10周年要素入れてベリアルも入れて、フュージョン系全部できるこれだけのおもちゃ出すけど後は田口君の好きにしていいよ」と解釈すると色々納得できなくはないだろうか。
では、円谷やバンダイはどこに目を向けていたか…
そう「ウルトラマン55周年」&「ウルトラマンティガ25周年」ではないだろうか
55周年記念にシンゴジラ陣によるウルトラマンを東宝とタッグで「シンウルトラマン」、日本で今だに人気トップであり中国では圧倒的な支持者数を誇るティガの流れを組む「ウルトラマントリガー」。
Z制作中、この2本がむしろ本命であり、トリガーは劇場版Zの制作スケジュール、予算を割いてでも力を入れたかったのではないか。
これだけ力の入った、また上層部の圧や介入がありそうな新作に期待と不安を抱かずにはいられない。
ウルトラマンZ 最終回 戦士の意地
最終回。
もともとない語彙力がもっとなくなってしまいそうな。そんな回。
私たち視聴者が「こうあったらいいな」「最高に熱いな」と、深く考える考察よりも願いや希望のような要望を30分の中にこれでもかと詰め込んだ最高の最終回。
王道中の大王道。それがウルトラマンZ
ジャグラーの正体バレをストレイジの全員が見ても不信感や離脱する者もおらず、元隊長の号令によって決起立つその姿はまさに25話分見てきたチームの復活であった。
デストルドスの動きを封じ、まずはヨウコのコックピットの位置を探し出さなければならない。しかし、デストルドスの威力に倒れD4を撃たれる寸前。絶体絶命の時、誰もが願ったもう1人のヒーロー特空機1号セブンガー現着(期待してた分泣きそうになる)。搭乗パイロットは整備班班長バコさん。
本編22話の隅や特撮雑誌などに過去のセブンガー誕生の経緯などが書かれた新聞記事が公開されていた。恐らくバコさんはセブンガー初代搭乗パイロットでしょう。
反撃開始のその時、セブンガーの新たな装備
超硬芯回転鉄拳(ちょうこうしんかいてんてっけん)装着!
来ました!男のロマン、ドリル!
そしてバコさん役 橋爪淳さんはちょっと昔、スペースゴジラとドリルの着いた機体で戦ったのだ。
ここに全機体集結
本当にみんなが見たいものをこうもバンバン出されると…ね
ヨウコに辿り着いたハルキが今まで何回もした「腕相撲」での勝負を提案。ハルキに負け自分の自我を取り戻し涙するヨウコとヨウコの命を救えたことに涙するハルキ。
脱出し高高度から落下する2人。
ここでニュージェネ名物最終回特別変身。手を繋ぐ様はネクサスを思い出しました。そこでついに「ご唱和ください我の名を!」にハルキ以上のご唱和が入りました。これもまた多くの視聴者が見たかったものでもあります。
激しいバトルによりオリジナルになりビルに倒れ込むゼット。起き上がらないウルトラマンへの熱い声援。ここにあのジャグラーが隊長としてヘビクラショウタとしているのがオーブから見ていたファンはきっと考え深いものだと思います。
声援を光にしてゼットオリジナルでの最後の決戦。タイマーの点滅もギリギリです。全ての力を集結させた渾身のゼスティウム光線。どんなフォームになっても必殺技としてD4を食い止めた技として活躍してきた光線をついにゼットオリジナルで使ってくれました。
ハルキとひとつになり繰り出す3段階溜めての「Z」型光線
全ての戦いが終わりいそいそと逃げようとするセレブロにトドメをさそうとするジャグラーでしたが、なんとユカとカブラギもセレブロの存在を掴んでいた。恐らく戦いで弱っていたセレブロは素早い動きができず原始的な網なんて物に捕まる様は、実に無様でしたね。
ユカの質問に「じゃあな」と答えないジャグラー。宇宙へと旅立ったが盆と正月には帰ると言ったハルキ。
ここは劇場版への布石だと思っています。
来年シンウルトラマンがあるとはいえ、吹原さんがいないとはいえ劇場版をやらないのはもったいないので本当にやって欲しいですね。(コロナのせいもあるのかな…)
例年通りのアナウンスがない以上、これにてウルトラマンZは一旦完結。
ウルトラマンとは小さくもないが誰もが見たことのある作品とはいえない位置にいた特撮作品だった。しかし、このZの評判は今まで見たことのない層の方達の耳まで届き大きな渦となっていった。
自分たちが愛した巨大特撮が受け入れられるのは、いつになっても嬉しいものです。
「他の特撮の話は出ても、ウルトラマンは出ない」と冷静に分析していた時代から、「ウルトラマン見てないの?もったいない」と言ってもいい時代になったんだと思ってしまうほどの人気ぶりでした。
2020年の代表とも言っていい素晴らしい作品だった。コンセプトにある「熱く、楽しい」はこの年を支えてくれたひとつでもあった。
このウルトラマンZを作ってくれた多くのスタッフに心から感謝を。
ウルトラマンZ 24話まで ウルトラマンの悪役とは
ついに来ました24話。
この24話にてジャグラー、セレブロ両名の内に秘めていた計画を明かす回となったわけだが、ジャグラーはやっぱり変わっておらずむしろ思想はオーブ24話のセリフ「引き金を引くのは人間自身」のような正義の批判的行動でしたが、私が驚いたのはセレブロの計画。
まさか別の星でグルジオライデンを作らせ滅ぼし、この地球に送った後それを人類に研究させより強力な兵器を製造させそれを利用するというものでした。
ジャグラーが以前セレブロに言った「応援している」というセリフも特空機作りの応援だったということですね。私はてっきり特空機はジャグラーの計画だと思ってました。
恐らくゲネガーグも別の星で作らせた強力な駒であり、光の国の新技術を盗む専用兵器ってとこでしょうね。
この星を滅ぼした後このデストルドスを別の高度な文明の星に送りつけ、より強力な兵器を作るのでしょう。そしてそれを人類の悲鳴と共に楽しく踏み潰していく。
ニュージェネラスボスの目的は今まで、食事や復活、宇宙の掃除などがありましたがここまで自己中心的な「遊戯」の為は初めてですね。
今回のウルトラマンは従来の悪役を中心に置かず、怪獣中心の展開に視聴者は「セレブロは?」「デビルスプリンターは?」とぽつぽつと考察になっていたが、それは物語の核心部分ではない為長いこと気が逸れる(愛染マコトの行く末、湊アサヒの正体、トレギアの闇落ち理由など最終回まで引っ張る)ことがない。
そして今回の計画に悪役の存在をあまり深く感じていなかった視聴者は「セレブロ」のインパクトが大きくなっただろう。
これこそがウルトラマンの本来あるべき悪役の立ち回り方なのかもしれない
ウルトラマンZは本来ある怪獣の存在、命。そして、ニュージェネで新たに加わった悪役の存在。それを見事に融合し、調整した。これは田口清隆、吹原幸太両名の手腕あってのものだろう。
そんなZも来週いよいよ最終回。タイトル「遥かに輝く戦士たち」。
父と母につけてもらった名前「遥輝」であり、人類の希望の為戦いに集うストレイジの戦士たちでもある。
その中にはもう1人の戦士吹原幸太さんもきっといるだろう。