ウルトラマンZ 10話時点で思うテーマと今後

ウルトラマンZ、正直…

 

ここまで話題になるとは思ってもいなかった。

 

面白いのは当然ですが、、、

オーブが最終回まで最高に盛り上がり玩具の品薄、商品展開の幅などが当時は凄くて「これ以上は今後暫くはない」と正直思っていたのですが、もしかしたらあの頃を超える勢いなのかもしれません。

 

 

 

さて、Zも10話まで来ました。来週は諸説色々あるのですが、話数に入らない(おそらくDVD等に収録されない)総集編らしいので、ここらで一旦感想をまとめたい。

 

ここまで放送されて、全体の印象は間違いなく「熱く、激しく、楽しく」でしょうね。どの話もこの軸がぶれることなく進行し、円谷が今までコツコツと挑戦してきた画作りのインパクトと雰囲気の心地よさが多くの視聴者を惹きつけている気がします。

本来ならこういった挑戦はバラけるのが従来の流れだが、Zではこれまで様々な試みをしてきた田口、辻元、坂本の現代を代表するウルトラマン監督のお三方が連続で担当し、現状濃すぎる画の連続を毎週見れてしまっているとんでもない作品に仕上がっている。

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辻元監督がタイガ終盤で披露したパースのきいたアニメ的カットをZにも応用し、

かっこよく映るZランスアローが多くの視聴者の心を掴んだであろう

 

そして、何と言っても「特空機」の存在がZの人気を押し上げている。放送初日から完売報告が上がったセブンガーに続き、二号ウインダムも各地域から完売したらしく、多くの人が再販を待っている状況だ。

 

それに続くかのように変身アイテム「ウルトラメダル」のガシャポン食玩までもが完売していると聞く。いったいどこまで人気なんだ…

 

 

今後の注目

 

10話まで様々な怪獣、星人と戦ってきた。そのどれも強くて個性的で毎度ながらワクワクする展開だ。だが本来それらを裏で操る「セレブロ」の話である縦軸の話がほぼ進んでいない。いや、進んではいるのだがこれまでのような大きな種明かしの回がまだない。あったといえば隊長がやっぱりジャグラスジャグラーだったと明かしたくらいだ。それが従来の流れなのか?あなたもう敵じゃないやん

そう、このZの従来と違う流れ。違う時空の元敵と現敵が同じ所にいるのだ。

これこそZの謎を引き立てる部分であり、この闇2人が今後どう立ち回るか注目である

 

現在ストレイジにセブンガー、ウインダム、ジャグラスジャグラーウルトラマンZが存在する。今後また再登場するであろうゼロ、ジードも出るだろう。

一方、敵はセレブロただ1人である。いくらデビルスプリンターが脅威でも戦力の差が大きい。しかも今後○○○○○○まで味方として登場する予定だ。

 

つまり、これら大勢の戦士を一掃する強大な敵が登場するとなると予想できる。それがセレブロなのか、はたまた…とても楽しみだ。